パシフィック ブディスト アカデミィー(PBA)のカリキュラムは、仏教を根
底としたカリキュラムで、宗教、人種、性別、
国籍を問わず、全ての学生を対象としています。
この多様性に満ちたカリキュラムは仏教で説く
縁起の法を高めるもので、PBAでは平和
教育を看板に掲げ、世のなかが安穏になるよ
う世界平和に貢献できる人材を一人でも多く
育成するよう教育の徹底、仏法の繁盛に励ん
で います。
2006年度に、ハワイ本派本願寺の最高議決機関である
議制会で、9 月21 日をハワ
イ州の平和の日として制定する議案が仏教青年会連盟より提出され承認されまし
た。これをうけて仏教青年会連盟とPBAが州政府に働きかけ、ハワイ州知事が
正式に 9 月21 日をハワイ州の平和の日として制定しました。昨年度は初めてのセ
レモニーが州の議事堂で開催され、浄土真宗だけではなく、その他の仏教宗派、
また仏教以外の宗教をも動員し、盛大な平和の日のセレモニーとなりました。今
年度はコンベンションセンターで開催され、今後、ハワイ州の年中行事となりま
す。
これは昨年度の花祭りの光景です。
毎年、ホノルルで花祭りを開催しますが、昨
年度はハワイ本派本願寺がホストとなり、
ワイキキビーチに隣接するカピオラニ
公園で盛大に花祭りを勤めました。
約千名の方が参集されましたが、PBAはお
勤めの後に、釈尊の誕生の場面のスキットを
上演しました。このように、PBA
は学校内だけの活動ではなく、コミュニティー
にも積極的に参加していますので、
徐々にその評価が出てきています。
これらは全て仏教教育を通した生徒の教
化の結果です。日本と違う点は、PBA
では仏教教育に教科書を一切使わないということです。全ての教育は本堂でのお
勤め、法座、スポーツ、また課外活動を通して自分が生きていくうえで如何にし
て仏教の教えを聞かさせていただくか、また、仏教が如何に自分に生きているか
ということを通して行っています。
これは学校の授業の様子です。現在PBAには正式教員が 5 名とパートタイム教
員が 4 名います。ほとんどの授業はコンピューターで行われています。入学時に
全ての生徒がコンピューターを購入し、教科書の変わりにコンピューターを使っ
て授業をします。ですから、各個人の程度や速さに従い、個人でコンピューター
から授業を受けるというシステムをとっています。先生がクラスにいますので、
コンピューターで分からないところがあれば個人的に授業中に聞くことが出来ま
す。
これらの教育方針の成果が、これまで、生徒の大学進学率が100%ということ
に、また、アメリカでは優秀な生徒については大学側が奨学金を給付しますが、
2007 ―2008 年度の総計30 名の卒業生のうち7 名もの生徒に対して年間5 ―6 千ド
ルの奨学金が各大学より給付されていることに現れています。 |