PBAは開校より 5 年経過し、ハワイの社会に着実に根を下ろし、存在価値が認
められてきました。しかし、学校としての設備と環境はまだまだ整っていないの
が現実です。
現在の校舎は本派本願寺ハワイ別院の境内地にあり、50年前、親鸞聖人700
回大遠忌の記念事業として他島から会議等ででてくる開教使や門信徒の宿泊施設
として建設された寮を改築して教室(4)、校長室、事務室として使用していま
す。本来、学校として建てられたものではないので教室は狭く、生徒15人の収
容が限度です。
全校集会はハワイ別院の行事時間に合わせて時間を調整し、本堂で行っています。
休憩する場所や昼食をとる食堂はなく、ハワイ別院本堂周辺の廊下にあるベンチ
を利用しているのが現状です。また、体育館や実験室等は、本願寺ミッション ス
クールの施設を仮に共用してきましたが、ホノルル市民の投票によりホノルルで
一番の私立学校という評価を得て以来、保育所、幼稚園、小学校、中学校と生徒
数が増加し、常時借用することが困難となってきました。また、PBAの生徒も
増加し、昨年9月からはハワイ別院の応接室を二つに仕切って仮の教室として使
用しています。
現在、PBAの生徒増加に伴い教職員も増加し、学校運営の費用をハワイ本派本
願寺教団が年間約2000万円助成している状況で、独立教団であるハワイ本派
本願寺にとっても財政的に大きな負担となっています。PBAがますます充実し、
発展するためには早急に生徒達が安心して勉強できる環境、教室を建設すること
が第一で、そのためには十分な資金援助が不可欠です。
ハワイの開教使及び門信徒は、一世が残してくれたお念仏のみ教えをハワイだけ
ではなく、アメリカ合衆国、そして全世界のあらゆる人々に伝わることを、仏教
を通しての平和教育を建学の精神とするPBAに託しています。ハワイ本派本願
寺教団並びにPBAでは現在、大規模な募財運動を行っておりますが、まだまだ
目標額にはほど遠いのが現状です。浄土真宗を世界宗教にする念仏者を育成する
ために、PBAの新校舎建設の趣旨を御理解くださいまして、平和教育の推進の
ために御支援と御協力を賜りますよう切にお願い致します。 |