PBAは独立した大学進学を目指す高等学校(9年生から12年生)で、ハワイ
のホノルル市内にあります。
ハワイで仏教系私立高等学校を設立するということが、
今村恵猛第2代開教総長 (1899 -1932) によって提案されました。彼の願いは、仏教は普遍的な
信仰であり、全ての人種、様々な文化を持った人々に
受け入れられるようにすべきだという信念によるものでした。
この今村総長の夢は、 1949 年に本願寺ミッション スクール
が設立され、小学校の授業が開始されたことで実現されました。
本願寺ミッション スクールは、 1952 年より保育所から6 年生までの学校として運 営され、 1992 年より8 年生までの中等教育を行うようになりました。 また2000 年
にはクアキニ メディカルセンター内に保育所の分校が設けられました。
しかし、ハワイでは私立高校のほとんどがキリスト教系であるため、本願寺ミッ
ションスクールで育った生徒でも、私立高校では、キリスト教系の学校に進まな
ければならないというのが実情でした。ですから、高校では在学中にキリスト教
徒になる生徒が 7 割に上るといわれています。
そのような現状を打破するために、 2000 年に与世盛智海第14 代開教総長(1996 -2007)の尽力により、小田マーガレット氏を
委員長とする高等学校設置委員会が設立され、アメリカ初の仏
教系高等学校のための基礎が準備されました。 2001 年9
月には本山より武野威徳元総長、石上元宗会議長、朝野元
海外担当総務、桑羽元海外開教推進対策委員会副委員
長及び数名の宗会議員、国際部長、国際部職員が
来布、ハワイ開教区の理事会にて討議を行い、 2002 年5 月には本山より高校設立 資金として 150 万ドルが寄付されました。
このようにしてPBAは 2003 年8 月に開校しました。開校時には、欧米圏で初の
そして唯一の仏教系高校の開校ということで、世界中の注目を浴び、 New York
Times 等からのインタビューが殺到しました。2005 年5 月にはPBAは龍谷大学
付属平安高等学校と姉妹提携を結び、 2007 年5 月に14 名の初の卒業生を送り出し
ました。卒業生は全て各々の選択により各大学に進学しています。
また、 2009 年4 月1 日より龍谷総合学園に加入することが先の総会で決定してい
ます。現在、平安高等学校とは交換学生のプログラムを持っていますが、このプ
ログラムをより充実したものにして、龍谷総合学園加入校或いはその他の国から
も学生を受け入れ、一人でも多く親鸞聖人のみ教えを身につけた国際人を育てて
いきたいと希望しています。既に岡山龍谷高校との交換学生について検討してお
り、早ければ来年度からの実施を目指しています。 |